仏教とはどんな宗教?

三大宗教の一つの仏教

仏教はキリスト教やイスラム教と並んで世界三大宗教といわれており、中国や台湾、そして日本など、主に東南アジアを中心に広まっている宗教といわれています。もともとはインドでお釈迦様が開いたといわれていますが、現在では数多くの宗派が広まっており、日本では日本人が開いた宗派が主に信仰されているようです。
仏陀の教えを広めているのが仏教ですが、仏陀はお釈迦様とも呼ばれている紀元前5世紀頃の人物とされています。
仏陀は現在のネパールでシャカ族の王子として誕生し、29歳で出家したそうです。35歳の頃に菩提樹で悟りを開き、その後は悟りと解脱を広めて活動したそうです。
もともと仏陀は悟りを開いた人や目覚めた人という意味で使われていたようですが、仏教が広まるとともに固有名詞として利用されるようになったようです。
日本の葬儀のほとんどは仏教式といわれており、寺院の須弥壇を小さくしたものが仏壇といわれています。

仏教の基本

仏教は生老病死の状態で生きることを教えており、生まれること・老いること・病になること・死ぬことの苦しみとどのように向き合うかが基本になっています。
人は誰でも生きている限りは年老いて病気になり、最後は死んでいきます。どれほど平均寿命が延びたといわれても、永遠に生きながらえることはできないでしょう。
この世に誕生したからこそ老いや病気の苦しみ、死への恐怖があり、そもそも生まれていなければ病気や老いで苦しむことはありません。また、死の恐怖にかられることもないでしょう。仏陀はこのような生老病死の苦しみを解決したいと思い、仏教を始めたとされています。
仏教では生老病死だけでなく、その他にも愛別離苦や怨憎会苦、求不得苦や五蘊盛苦などの苦難があるとされています。

仏教の教えは真如苑で

年齢とともに仏教に興味を持つ人も多いようですが、日本では宗教団体の数が多いため、どこの団体で信仰を学べば良いか分からない人も多いのではないでしょうか。
真如苑は東京に総本部を持つ仏教団体で、国内外に数多くの寺院を持っています。設立は1936年と古く、伊藤真乗によって真如苑は開かれました。
家族がすでに他の仏教団体に入信しているケースも多いですが、真如苑では家族の宗教を改宗しなくとも教えを学ぶことができるそうです。
真如苑はほかの宗教と融和することを大事にしているそうなので、自分の宗教や先祖代々が信仰する宗教に入信したままで信仰することが可能だそうです。これまでの菩提寺を大切にしながら、新たに信仰を始めることができるようです。