仏教の基本を学ぼう

仏教が教える4つの苦難

仏教では人は生まれながらにしてみな平等で、老いや病気、死などの苦しみと背中合わせで生きていくとされています。この、生まれる・老いる・病気になる・死ぬことを生老病死といいますが、どうやってこの生老病死と向かい合って生きていくかが仏教の基本となっているそうです。
また、仏教では生老病死以外のほかにも4つの苦難があるとされています。愛別離苦と怨憎会苦、求不得苦に五蘊盛苦がこれにあたります。
愛別離苦は「あいべつりく」と読み、愛する人と別離する苦しみのことです。愛別離苦で分かりやすいたとえとして、死別があります。愛する人が死別すると、この世では二度と会えなくなります。
怨憎会苦は「おんぞうえく」と読みますが、怨みを抱いている相手や憎んでいる相手と会う苦しみのことです。世の中には数多くの人が溢れており、自分と性格が合わない人もたくさんいます。相手とトラブルになり、憎しみ合っている場合もあるでしょう。
怨んでいる相手や憎い相手とは会わないようにするのが一番ですが、会社や学校などが同じだとそうもいきません。自分が怨んでいる相手や憎んでいる相手と顔を合わさず生きていくのは、難しいといえるでしょう。

求不得苦と五蘊盛苦とは

求不得苦は「ぐふとくく」と読みます。求めるものが手に入らないことで苦しむということです。欲しいものがあると何とか手に入れようと努力しますが、努力したからといって必ず手に入るものではありません。
五蘊盛苦は「ごうんじょうく」と読み、身体や心の欲望が満たせず苦しむことです。やりたいと思うことがあれば、人はそれを実現するため努力します。
一度実現すると精神的にも肉体的にも満足できますが、次はまた別の欲求が生まれます。次の欲望を満たすとまた次というように、延々といつまでも新しい欲望が生まれ満足することができません。常に何かを求め、飢えて苦しい状態を意味しています。

仏教に興味がある人は真如苑へ相談を

若い頃はそれほど仏教や宗教などには興味を示さないものですが、年齢とともに徐々に親のお墓のことや葬儀を考え、どの教団にお願いすべきか考えるようになるといわれています。
日本には数多くの宗教団体がありますが、中でも真如苑は世界中に寺院をもつ大規模な仏教教団のようです。真如苑は総本部を東京に構えており、1936年に開かれた教団です。開祖である伊藤真乗が真如苑を開き、現在は世界に100万人以上もの信徒を持つ大きな教団だそうです。
真如苑は他の宗教との融和を大事にしていますので、これまで信仰していた宗教を改宗する必要もないそうです。また、菩提寺も大切にしながら信仰を続けられるので、葬儀や法事などを心配する必要もないようです。

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