そもそも仏教とは?
仏教はおよそ2500年前に仏陀が開祖となり、説いた教えとされています。仏陀とは悟りを開いた者や真理に目覚めた人を指し、お釈迦様ともいわれています。悟りを開いた人のことを仏陀といいますが、開祖の仏陀だけを指すこともあるようです。
仏陀の幼少期の名前であるゴータマ・シッダールタや、一族の名を意味する釈迦や釈尊などと呼ばれる場合もあるようです。
仏陀の教えに従い、在家信者や僧侶がそれぞれ修行し、実践して悟りを開くことと解脱を成道することが仏教の目標だそうです。
日本で仏教が始まったのは538年頃とされており、聖徳太子によって広められたとされています。それ以降、多くの人が仏教を学び、仏教の教えにもとづいて広めてきました。現在の仏教はたくさんの宗派が広がっており、国内外で多くの人に信仰されているようです。
仏教を学べる真如苑
仏教に興味のある人は多いようですが、数多くの仏教教団があるため、どの教団で話を聞けば良いか迷う人も少なくありません。
真如苑は東京の立川に総本山を有する仏教教団で、1936年に開祖の伊藤真乗により開かれました。国内外に寺院を100カ所以上も設けており、信者数は100万人を超す仏教団体としては大規模な団体だそうです。
真如とは仏教の真実そのものを指しており、あるがままという意味になるそうです。苑は囲いがない庭を指していることから、真如苑とは誰もが仏教の教えを学び、真実を見いだすことができる場所という意味を指しているようです。
真如苑では御仏の教えを大切にし、修行をとおして内面を磨くことで社会や家庭に生かし、自他ともに幸いを得ることを目標としているそうです。
誰でも受け入れてくれる真如苑
今現在家族が他の宗教団体に入信している場合、真如苑に入ることはできないように思えますが、自分の家の宗教を改宗することなく入信することが可能だそうです。
真如苑は他の宗教と融和しながら活動を行っているため、自分の宗教や先祖が代々信仰してきた宗教を続けながら信仰することが可能だそうです。
入信するには、まず信徒の人と一緒に訪ねる必要があるため、注意が必要でしょう。いきなり飛び込みで訪問しても受付をしてもらえない場合がありますので、事前に身近な信徒の人に相談し、一緒に訪れるようにしましょう。
定期的に行事や法要などが行われているため、突然の見学は断られることもあります。事前に日程の相談をしておくと、スムーズに見学を行うことが可能なようです。
また、訪問したからといって、すぐに信徒にならなければいけないわけではないようです。本支部は信徒以外の人でも信徒の人と一緒にお参りしたり、法要に参加することが可能ですが、信徒になるには参拝・精進願いを記入して提出する必要があるそうです。